極シリーズ - 山波

極シリーズ - 山波

伝統工芸「存清」による手法の「山波」
鏡面のように完全に光を反射させるのではなく、光の大部分を吸収しぼんやりと潤いを感じさせながら光沢を放つ漆。「山波」は繊細で気品を感じさせます。
この「山波」の漆塗りは、中国の存清(ぞんせい)が考案した技法を取り入れています。貴族の間で珍品として愛好されていました。一時途絶えていましたが、江戸時代の末期、玉楮象谷が苦心の末、作り上げ産業化しました。漆で仕上げた黒地、赤地、黄地等の表面に色漆で模様を描き、その図案の輪郭をケン(のみ)で毛彫りして金泥をつけていきます。鮮やかで優雅な趣きを備え、香川漆器の伝統工芸品として親しまれています。
漆黒を背景に映える山紫水明。存清や刷毛目といった伝統に裏付けられた確かな漆塗りの技。優雅でモダンな現代仏壇の最高峰です。

  • 価格:2,940,000円(税込み)
  • サイズ:幅545mm・奥行き450mm・高さ1,500mm
  • 材質:漆、カバ
  • 仕上げ:存清、色漆塗分け呂色仕上
  • ハロゲン球12V20Wを使用しています。
  • 収納台棚板可動 棚板の高さが調整できます。
  • 収納台引き出し付 収納台の中に引き出しがついています。
  • 環境対策塗料使用 環境にやさしい塗料を使用しています。シックハウス症候群や化学物質過敏症などの原因といわれているトルエン・キシレンは使用しておりません。

優しく美しい天然の塗料、漆。
漆は素材を美しく、そして丈夫にしてくれます。古くは日本では縄文時代からあったとされています。正倉院の宝物や平安時代の絵巻物にも漆塗りらしい食器が出てきます。白木のままの器では汁を吸い込んでシミを作る他、耐久性もよくありません。白木を丈夫に長持ちさせるために漆塗りが発明されたと言っても言い過ぎではありません。また美しくきめ細やかな感触を持ちしかも接着力があるということで、だんだんその良さが発見され生活に溶け込んでいきました。

時間をかけて、数十の工程。
漆は時間が経つにつれて色が変化していきます。写真の「山波」なら3年も経つと黒色から濃紺へと変わります。それは保護している上塗りの漆が透き通り、下の色漆が鮮やかさを増すためです。漆塗りの作業は下地作りが最も重要な工程のひとつです。塗っては乾燥させてそれを何層も積み重ねていきます。そして手のひらで艶出しをして仕上げるまで30~40の工程を踏みます。だからできあがるまで手間と時間がかかります。この作業をしっかりしておかないと傷みやすくなるのです。こうしてできあがった漆塗り手触りは独特の温もりがあります。これは外気と素地が漆によって完全に遮断されるのではなく、微妙に木の水分を出し入れしているからなのです。

ギャラリー

※写真内の仏像・仏具等の組み合わせは一例で、別売りとなります。またご使用のモニターの発色により、実際と色が異なる場合があります。ご了承ください。

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(2008年08月14日)